欧米で、新聞の挿絵でよく描かれる「日本人の顔」は、
で、私たちから見ると、「こんな人、いないよ~」と
思うものの、立体的で彫りの深い欧米人から見ると、
明らかに自分達とは違う骨格の日本人は、どうして、
こんな風に見えるのでしょう。
同じ人間なのに、なぜこんなにも、骨格が違ってしまう
のでしょう?
DNA?それもあります。
獲物を追いかけて、何キロも走ったり、水を求めて
大移動したり、寝る時でさえ、動物に襲わわても、
すぐに逃げられるように、木にもたれかかるように、
半身起こした状態で寝ていた狩猟民族を先祖に持つ
欧米人と、水が豊富で、食料を育てる環境に恵まれ、
これと言った外敵も無く、フラットに体を休められる
農耕民族が祖先の私たちとでは、おのずと骨や
筋肉の量が違っているのは、仕方がないこと。
でも、今は、食べものだって、生活環境だって、
ほとんど変わらないし、体型なんかは、背も高く、
手足が長くて、欧米人に見劣りしないくらいに
なってきているのに、顔の平べったさはそのまま。
これはどうしたことでしょう?
【骨の量も違います】
まず最初に、海が隆起して出来た、カルシウムが
豊富な大地で、肉を中心にした食環境のヨーロッパ人の
ルーツと、カルシウムの少ない火山灰大地で、農耕
食を中心にした、食文化で育った日本人の環境では、
獲得した身体の「骨量の条件」も違います。
【文化的な違い】
さらに、日本の文化的な習慣にも原因があったのです。
私たちが普段何気なく寝ている姿勢・・・あお向け寝・・・
それが、日本人特有の「平べったい顔」を作る原因だと
小顔工房では、考えています。
布団文化の日本では、頭の骨がまだ、軟らかい赤ん坊を
「仰向け寝」にするのが普通です。
これは、うつ伏せ寝だと、赤ん坊は、布団に顔が
埋まってしまい、窒息死してしまうからです。
しかし、欧米では、お乳を飲んだ赤ん坊を仰向け寝
にしていると、ゲップをして、吐いたお乳が逆流して
窒息してしまいますから、「うつ伏せ寝」が当然でした。
そこで、日本的な文化では、仰向け寝にしても
大丈夫なように、背中をたたいて、赤ん坊にゲップを
たくさんさせることで、赤ん坊の命を護っていたのです。
【顔的な変化のちがい】
仰向け寝の場合は、顔が前後につぶれますから、当然、
顔が横に広く、絶壁頭の形になり、日本人顔特有の
平べったい顔になったのです。
反対に、欧米人の場合は、うつ伏せ寝ですから、
顔を横に向けて寝ていた関係で、顔が左右から
つぶれて、欧米人特有の、顔幅が細い欧米人顔に
なったのだと考えています。